同ジ何トカノ



言葉にならない、という、言葉で、語ろうとするのは、
どうだろう

「同じ」という感覚が常にあるのに、
私は一度も発しない

現実とは、何だろう

目は何を見合うのか、いつも、その瞬間に

私の全てを揺さぶるのは、
いつも同じ

これは縁の話ではない、
自分自身の話、
そして同じ誰かの話

終わらない
その理由はわかりすぎるほど知っている

一生何にもならない。